2008年07月02日

閉校した大学の学生を組織的に受け入れる!?

 もう半年ほど前の事になりますが、放送大学から「放送大学 アクション・プラン 2008」というリーフレットが届きました。

 その内容は;

 T.基本理念
 U.5つのマスタープラン
 V.具体的なアクションプラン

という骨子で構成され、その具体的なアクションプランには、12の項目が記されており、その1つに以下のような項目がありました。

(3) 他大学への教育サービスの拡充
 他大学との単位互換制度を教養教育の充実のため一層推進し、同時にその実質化に努める。新設ないし既存の他大学の講義カリキュラムにおいて、人的およびその他の理由によって不足する科目群を、教養課程・専門課程・外国語等を問わず、その大学に提供し、それらの科目をとった学生を放送大学の学生としても受け入れる制度を作る。また近い将来において予想される、日本国内のいくつかの大学の経営破綻・閉校に際して、閉校した大学の学生を可能な限り本学学生として組織的に受け入れる。
(下線は引用者による)


 放送大学は、1985年に学生募集を開始した当初は、放送エリア(すなわち対応エリア)が関東地方に限られていたものの、1990年以降より関東地方以外にも学習センターを設置して対応エリアの拡大をはかり、1998年にはCS放送による全国放送を開始してます。学部は教養学部のみですが、人文・社会・自然にわたる幅広い分野を有しています。

 この点から見て、潰れた大学の学生の引き受け先として活用されるのではないかと思っておりましたが、その旨のことが放送大学の公式な文書にズバッと書かれていると、それなりに驚きであります。

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2008年07月01日

ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI

 大学等の研究者に交付される主要な補助金として「科学研究費補助金」(通称“かけんひ”と呼ばれる)があります。

 年間に1,913億円(平成19年度)もの金額が、文部科学省やその外郭団体である日本学術振興会を通じて交付されていますが、こうした研究成果の社会還元・普及事業の一環として、小学5年生〜高校生を対象とした研究成果の体験プログラムが、各地の大学で行われます。

 ひらめき☆ときめきサイエンス(日本学術振興会)

 この事業は、日本学術振興会が平成17年度より全国の大学と実施しているもので、横浜市立大学でも平成17年度より毎年開催しています。

 横浜市立大学の今年のプログラムは、「身近な生理現象を理解しよう 〜汗とおしっこの出る仕組み〜」と題し、医学部・付属病院のある福浦キャンパスにて、8月22日(金)に開催されます。<詳細はこちら>

 この他、全国各地の大学で7月から来年の1月にかけて、100を超える様々なプログラムが実施されます。比較的自然科学系の分野が多いものの、人文・社会科学系のものもあります。

 高校生の大学選びの機会としてはオープンキャンパスが普及していますが、より本格的な研究活動を体験出来る貴重な機会として、お薦めのプログラムです。

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2008年06月27日

湘南学園高校・校内入試説明会

 湘南学園高等学校で、1〜3年生の生徒・保護者対象に実施された校内入試説明会のパワーポイントファイルです。

20080627shonan-gakuen.ppt

 無料の PowerPoint Viewer 2007 はこちらからダウンロードできます。

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2008年06月09日

オープンキャンパスについてのインタビュー

 大學新聞「オープンキャンパス特別号」(2008年6月5日臨時増刊)に、オープンキャンパスについて私の思うことをお話ししたインタビュー記事が載りました。

 なお、横浜市立大学のオープンキャンパス日程は以下の通りです。プログラム等の詳細は <こちら> をご覧下さい。

  • 6/14(土)プレ・オープンキャンパス
  • 7/29(火)医学部 医学科オープンキャンパス
  • 8/5(火)医学部 看護学科オープンキャンパス
  • 8/8(金)国際総合科学部オープンキャンパス
続きを読む
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2008年06月05日

大学教育を考える − 初年次教育を学士力にいかにつなげるか −

 来る6月29日(日)、朝日新聞社の主催で標記のシンポジウムが開催されます。

 <詳細・参加の応募はこちら>

 以前に紹介した初年次教育学会の設立に関する記事には相当なアクセスがあり、この問題に関する関心の高まりを感じていましたが、ついに一般聴衆向けのシンポジウムが開催されるまでになりました。

 山田礼子 同志社大学教授・初年次教育学会長の基調報告の他、関西大学・関西国際大学・高千穂大学・玉川大学・法政大学の事例報告や、パネルディスカッションが予定されています。

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2008年05月29日

鶴見高校・進路ガイダンス2008

 神奈川県立鶴見高等学校で、2年生対象に実施された進路ガイダンスのレジュメです。

20080529tsurumi-hs.doc  私の担当は<人文・国際系>です。

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2008年05月25日

特集 大学職員再考

 先に紹介した『IDE現代の高等教育』誌に引き続き、私立大学連盟の機関誌・『大学時報』 2008年5月号(第320号)が、“大学職員再考”と題した特集を組んでいます。

 特集に関する論考は以下の通り。

  • 「知識基盤社会における大学職員の役割」
    吉武 博通 (筑波大学理事・副学長)

  • 「新しい人事給与制度の構築と導入」
    本田 博哉 (慶應義塾塾長室長・経営改革推進室事務長)

  • 「専任職員採用の工夫と今後の課題」
    三浦 暁 (早稲田大学人事部人材開発担当課長)

  • 「大学事務組織改革は誰のため」
    小西 靖洋 (関西大学大学本部長)

  • 「大学の未来を職員がどう開くか
    ― 教育研修制度と若手職員による学生支援プロジェクト」
    山下 修 (芝浦工業大学総務部次長(人事担当))
    小倉 佑介 (芝浦工業大学総務部人事課(S・O・Sスタッフ)

  • 「これからの大学職員とは」
    本間 政雄 (立命館副総長、立命館大学/大学行政・研修センター長)


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2008年05月06日

大学教育学会第30回大会

 大学教育学会の第30回大会が、目白大学新宿キャンパスで開催されます。

 ラウンドテーブル13件、自由研究68件と、かつてない規模での開催のようです。またここ数年、大学職員や教職連携を主題とした企画や発表も増えてきました。


●6月9日(土) 9:30〜12:00 ラウンドテーブル
 全部で13件の企画が予定されていますが、昨年から継続して“SD”を主題とした企画が実施されます。
「SD の新たな地平 ― 「大学人」能力開発に向けて ―(その2)」

企画者:佐々木 一也(立教大学)、今田 晶子(立教大学)、本郷優紀子(桜美林大学)、秦 敬治(愛媛大学)

報告者:清水 栄子(安田女子大学→公立大学協会)、横田 利久(中央大学)、逸見 勝亮(北海道大学)、奈良 雅之(目白大学)、司会者:秦 敬治(愛媛大学)

企画概要:盛会だった昨年度のラウンドテーブルは、本学会員のこのテーマへの関心とその研究の進展への強い期待とを窺わせる。今回はそれを受け、さらにこのテーマへの切り込みを深めるべく、大学職員と大学教員の双方から見た「大学人」像を描いてみたいと思う。また、両者間のコミュニケーションの重要性が指摘されていながら、実際には双方の「大学人」像のすりあわせが行われていない現実がある。そこでまず、私立大学の職員お二人から、教員との協働を通じて感じている「大学人」というものについてお話いただくことにした。その上で、「大学人」を念頭に置いた時に、教員の立場から職員に期待するものについて、忌憚なくお話いただく。さらに教員職員両方の経験を持つ司会者が加わりコミュニケーションを深める。ざっくばらんな意見交換、情報交換の場であるラウンドテーブルの特質を生かし、参会者の縦横無尽の議論参加を期待したい。そうして両者のコラボレーションの方向性が垣間見えてくることを期待している。


●6月8日(日)9:00〜12:00 自由研究発表
 全部で68件の申込があり11の部会に分かれますが、FD・SDをテーマとする部会が設定され、京都大学の田中先生とともに私も司会を担当することになりました。
部会V FD・SD 活動
司 会:田中 毎実(京都大学)、出光 直樹(横浜市立大学)

9:00〜9:20 教務部門が求める職員像―教務部門事務責任者への全国調査結果―
 上西 浩司(豊橋技術科学大学入試課)、中井 俊樹・齋藤 芳子(名古屋大学高等教育研究センター)

9:20〜9:40 大学職員の「職員先生」体感プログラム
 高橋 真義(桜美林大学)

9:40〜10:00 ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシーの策定と一貫性構築
 佐藤 浩章(愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室)

10:00〜10:15 (総合討論)

10:15〜10:30 (休憩)

10:30〜10:50 英国におけるドラマ教育の伝統と授業改善への適用の可能性―ストラスクライド大学における初任者教員を対象とした研修を事例として―
 鈴木 尚子(徳島大学・大学開放実践センター)

10:50〜11:10 米国型ティーチング・ポートフォリオ・ワークショップの実施と日本型構築に向けての試み
 栗田 佳代子(大学評価・学位授与機構・評価研究部)

11:10〜11:30 大学の教育力を向上させる大学等間連携FD―「FD ネットワーク“つばさ”」の結成を事例として―
 杉原 真晃(山形大学高等教育研究企画センター)

11:30〜11:45 (総合討論)


●6月8日(日)13:00〜16:00 シンポジウムU
 ラウンドテーブルと自由研究発表は、会員の発意による企画・発表ですが、今大会では“教員と職員のコラボレーション”に視点をおいたシンポジウムも開催されます。

「大学における「教育力」を考える―教員と職員のコラボレーションの視点から―」

企画概要:進学率の向上と学生たちの変化を受けて、大学における教育の形態や内容は多様性を増している。さらに、大学に対する社会からの期待や要請も多様化し、また、その変化の速度も増している。
 そして、大学はそれらに対する機敏な対応も求められている。このような状況において、大学教育をその本来の目的を達成するためにより効果的に推進するに当たり、研究者としての大学教員にとってその見識だけでは十分に対処しにくい状況が生まれている。そこで、新しい授業形態の構想・企画、それの実現のための学外機関との交渉、学生生活への支援、履修指導などの面では、職員が深く関わり、教員とは異なった側面からの様々なアプローチがなされるようになっている。このように職員が教員と協働して現代の学生たちを対象にした大学における「教育力」を涵養することは、これからの日本の大学にとって必然的であるように思われる。
 今回のシンポジウムでは、職員の立場で既にこのような協働的営為を実践している私立大学関係者から、その経験に基づき、それぞれの大学での「教育力」の受け止められ方や、教員たちとの協働形態の実際、さらには、協働遂行に際して克服すべき課題などの点について率直な報告をいただくことにした。
 そして教員側の指定討論者によるコメントをいただいた上で、教員と職員のコラボレーションという視点から大学における「教育力」を改めて問い直し、その具体的な育成法などについて議論を深めたい。

シンポジスト:浅野 昭人(立命館大学)、今田 晶子(立教大学)、長野 佳恵(目白大学)、本郷 優紀子(桜美林大学)
指定討論者:安岡 高志(立命館大学)
司会者:佐々木 一也(立教大学)


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2008年05月05日

名古屋大学大学院が学習キャリア形成学専攻(仮称)設置を計画中

 名古屋大学大学院 教育発達科学研究科 では、学習キャリア形成学専攻(仮称)の設置を計画しているようです。

 現在、Webアンケートが実施されていますが、この専攻には以下の2つの講座と10の領域の設置が検討されています。

【学習デザイン学講座】
1 学習サイエンス論(学習サイエンス基礎論、教授・学習課程論)
2 カウンセリング論(カウンセリング基礎論、キャリアカウンセリング論)
3 キャリア教育論(キャリアガイダンス論、職業教育論)
4 生涯学習デザイン論(生涯学習システム論、地域社会教育計画論)
5 生涯健康デザイン論(生活活動マネジメント論、生涯体力マネジメント)

【高等教育システム創成学講座】
6 高等教育基礎論(高等教育システム概論、高等教育社会学)
7 高等教育政策・財政論(高等教育政策論、高等教育財政論)
8 高等教育経営・組織論(高等教育経営論、高等教育職員論)
9 高等教育学習内容論(学習支援・FD論、学生キャリア支援論)
10 専門職教育論(専門職教育基礎論、高等教育情報論)


 名古屋大学大学院の教育発達科学研究科には、すでに現職の大学(教)職員向けのプログラム(高等教育マネジメント分野)が開設されていますが、これを専攻レベルに拡充する構想のようです。

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2008年05月01日

高校と大学の接続を考える:FMICS5月例会

FMICS・高等教育問題研究会月例会(5月17日開催)で、スピーカーを務めます。

テーマは「生徒の“せ”と学生の“が”を束ねる 検証 高校と大学の新しい接続のカタチ」

私の他に、芝中学・高等学校の坂詰先生、大学新聞社の小島さんが話をし、高校・大学・業界新聞のそれぞれの立場から、高校と大学の接続について、生徒・学生を視点においてディスカッションする予定です。

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